【初心者向け】NotebookLMの使い方を解説!GoogleのAIノートツールがすごい

この記事でわかること:

  • NotebookLMとは何か
  • 実際の使い方(5ステップ)
  • ChatGPTとの違い
  • 活用例と注意点

NotebookLMとは?【Google製のAIノートツール】

NotebookLM(ノートブックエルエム)は、Googleが提供するAI活用型のノート支援ツールです。
GoogleドキュメントやPDF、WebページをAIに読み込ませることで、要約・質問対応・構造整理ができます。

NotebookLMの使い方【5ステップで解説】

1. NotebookLMにアクセス

NotebookLM公式サイト

Googleアカウントでログインします。

Try NotebookLMをクリック

2. ノートブックを作成する

「Create notebook」をクリックして、タイトルを入力。
プロジェクトごとにノートを分けると便利です。

3. 資料をアップロード

読み込ませたいファイルを追加:

  • PDF(テキスト形式)
  • Googleドキュメント
  • WebページのURL
  • コピペ文章

AIが資料を自動で解析して「要点」や「構造」を可視化してくれます。

AIに渡す資料はどう選ぶのがいいか?

一次情報は「誰が、いつ、何を言ったか」が明確な、原典・出典付きの情報です。
二次情報(まとめ記事・レビュー)ではなく、元の発信者自身による記録であることが重要です。

NotebookLMは、自分で提供した資料だけを根拠に回答します。つまり、何を読み込ませるかがすべてです。基本的には以下のような情報源を読み込ませるのが好ましい結果が返ってきやすいです。

信頼性のある一次情報・原典(教科書、論文、企業資料、データベース、ガイドライン)
テキスト化された資料(PDF, Googleドキュメント, Web記事)

NotebookLMではこのような「情報の信頼度」がそのままAIの回答の質に直結します。
そのため、出典が明確であること・誰が書いたかわかることが、情報選定の最重要ポイントになります。

失敗例

実際に正しくない情報をいれるとどうなるかを試してみました。
一つ目の文章は犬がどんな生き物かを簡単に説明した文章で、二つ目の文章は「犬」の部分を「猫」に置き換えただけのでたらめな説明文です。

犬は人間と長い歴史を共にしてきた哺乳類であり、忠誠心と社会性の高さで知られる。
優れた嗅覚と聴覚を持ち、番犬、警察犬、介助犬など多様な役割を果たす。
群れで行動する性質があり、人間の命令や感情にも敏感に反応する。

猫は人間と長い歴史を共にしてきた哺乳類であり、忠誠心と社会性の高さで知られる。
優れた嗅覚と聴覚を持ち、番猫、警察猫、介助猫など多様な役割を果たす。
群れで行動する性質があり、人間の命令や感情にも敏感に反応する。

すべて、引用した情報を基に情報をAIが提供してくれますが、元の引用した情報が間違っている場合は存在しないものについて解説するAIになってしまいます。

目的別:おすすめの情報提供例

使用目的アップロードすべき資料の例
勉強・復習教科書の章PDF、授業ノート、参考書のまとめ、試験過去問
論文リサーチ論文PDF、学術記事、プレプリント、著者別の複数資料
アイデア整理過去の会議資料、自作メモ、競合の分析記事
企画書作成商品仕様書、顧客ヒアリング記録、マーケティング資料
読書メモ書籍の要約、自分で書いた感想メモ、レビュー記事

4. AIに質問してみよう

たとえば…

「この資料の要点を3行でまとめて」
「この章の結論と根拠を教えて」
「この中で著者が一番伝えたいことは?」

回答には引用元リンクが付くため、読み込ませた情報源が正しいものであれば正確性が高く安心できる回答が得やすいです。

5. 回答をノートに保存

AIとのやり取りは、ボタン一つでノート内に記録可能。
あとから確認・整理・再利用も簡単です。

メモを追加などから、手軽に情報を残せて便利です。

NotebookLMの活用例

用途具体的な活用方法
勉強・復習教科書や講義資料の要約・Q&A生成
論文リサーチ複数論文の比較・要点抽出
企画書作成複数資料からアイデア抽出と構成整理
会議メモ整理議事録や録音文字起こしを要約

ChatGPTとの違いは?

項目NotebookLMChatGPT(無料版/Plus)
資料アップロード複数資料OK有料でも1つずつ(制限あり)
回答の信頼性出典付き・引用元明示出典なし
検索性・整理性ノートごとにテーマ分けできる会話履歴が中心
精度(日本語)△(一部ぎこちない)◎ GPT-4なら高精度

注意点

  • PDFがスキャン画像だと読み込めない
  • 英語資料のほうが現時点では精度が高い
  • 長すぎる文書(20,000文字超)は処理に時間がかかる
  • 詳細な会話は音声処理に時間がかかる

まとめ

NotebookLMは、自分で読み込んだ資料をもとに、AIと一緒に要約・分析・議論ができる革新的ツールです。初心者でも簡単に扱え、慣れてくるとリサーチ・コンテンツ制作・読書メモまで幅広く活用できます。私自身色々と使い方やどう使えばいいか迷ったので記事に残しましたが、より良い使い方などがあればコメントなどで教えていただけると幸いです。

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